ベスプレのネタ帳

最高の『ベストプレープロ野球』ライフのために

鳥取城北対東海大相模【観戦レビュー】

鳥取城北サイドから見たら、残念な試合でした。

 

観戦後の感想としては、ゲームプランの精度の差に尽きるかな、と思います。

2回に1点を東海大相模が先制。その後は「0」が並ぶシーソゲーム。お互いチャンスというチャンスを作らせず、試合は後半戦へ向かっていきます。この時点で、ゲーム展開としては鳥取城北サイドに分があったように僕は感じていました。

f:id:pinkdarksboy:20210326115232j:plain

東海大相模の先制点

 

疑問に感じたのは7~9回、鳥取城北の攻撃の狙い。1点差を追いかける7回裏の攻撃では、1アウト1,2塁、9番バッターで送りバント。結果して送りバントは失敗となりましたが、1点を取りにいく姿勢が伝わってきました。

ところが8回裏の攻撃では一転し、ノーアウト1塁の場面で強攻。打者が3番だったこともあり、打ちに行くという選択だったのかもしれませんが、セオリーでは送りバントが基本。そして後続の「4,5番の打撃にかける」という策になるのではないでしょうか。

9回裏の攻撃では、ノーアウト2塁のチャンスを作ります。そして送りバントで、1アウト3塁。打者は9番。どのタイミングでスクイズに出るのか、と見ていたら、強攻でボール球を振り込んでの三振。続く打者もボール球を打ちに行き、空振り三振。

 

7~9回での鳥取城北の攻撃は「追いつく」ことが狙いだったのか、「一気に逆転」をだったのか。この試合鳥取城北は7安打を放ちましたが、後半3イニングで5安打。

やはり、鳥取城北サイドにとっては、もったいない試合だと思います。

【動画】【センバツ高校野球】鳥取城北 - 東海大相模 - ダイジェスト - スポーツナビ「MBSセンバツLIVE!新システム連携用」