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中京大中京対東海大菅生【観戦レビュー】

すべては1回表の中京大中京の攻撃時に集約されていたように思います。

 

試合を振り返ります。

先に結果らいえば、6-0で中京大中京の完勝でした。

ただし打たれた安打は6本、決して打ち込まれたという内容ではありません。

では何が勝負の決め手になったのでしょうか。

答えは、初回の中京大中京の攻撃に対し、2四球を与えた直後、送りバントの処理でのピッチャー・本田投手の送球ミス。ここで、ノーヒットで2点を簡単に献上したことにあると思います。この後も流れを断ち切れず、3盗を決められます。後続の2者を三振でアウトカウントを稼ぎますが、次打者には死球で2アウト1-3塁。ここで迎えるバッター櫛田選手にレフト前に打ち返され、さらに1点を追加。結局、一気に3点を中京大中京はあげます。初回からリードをもらった中京大中京の畔柳投手は安定感抜群の投球内容。

 

一方、東海大菅生は3点差を意識してしまうのか、絞り込んだバッティングを見せることができません。9回裏にようやく2死満塁のチャンスをつくるも、反撃点をあげることが出来ないままゲームセット。

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安定感抜群の中京大中京・畔柳投手

 

中京大中京の畔柳投手はこの試合も138球を投げ切り、完封勝利。

次の対戦相手は、優勝候補の智辯学園を破った、大分・明豊。

守備力は高いレベルにあり、簡単には自滅しないチームです。

球数制限が設けられている今大会で、中京大中京はエース・畔柳投手を投げさせるのか。24年ぶりにベスト4進出の中京大中京。準決勝の戦い方が気になるところです。

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