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中京大中京対常総学院【観戦レビュー】

中京大中京の攻撃力が目立ってはいたけれど、どうなのでしょう。

 

常総学院の前試合の敦賀気比戦から振り返っても、投打とも仕上がり不足だったのでは、感じてしまいます。特に目を向けたくなるのは投手陣の出来。両校とも1回戦から今日までの試合間隔は3日。3日で投手の調整を行うのは難しく、エースからリリーフまで投手陣が総崩れとなったのではないでしょうか。

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中京大中京打線

 

攻撃面でも序盤で点差が大きく離れ、試合を組み立てなおす方策が立てられない状況になっていたように感じました。特に5回裏でのチャンスの場面では打者一人一人が消極的に映りましたし、結局四球押し出しの1点のみの得点でした。点を取るのは難しい相手・中京大中京ではありますが、チームとしての作戦も窺えませんでした。何とか繋いで押し出しで上げた常総学院に対し、次の中京大中京の攻撃ではあっさりと1点を取り返します。

 

中京大中京のエース・畔柳投手は前試合の専大松戸戦同様に安定したピッチングでした。点差の開きもあり、途中でマウンドを降りましたので、次戦に少しでも体力を温存できたのではないでしょうか。

試合は15-6で中京大中京の完勝。

常総学院は夏に向けて投手陣の立て直しが絶対条件になるのではないでしょうか。解説者の方が「失礼かもしれないが、やっぱり野球はピッチャーですね」と9回に話をされていましたが、僕もそう思います。夏には強い常総学院が見たい。そう感じた試合でした。

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