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宮崎商対天理【観戦レビュー】

見どころ

「天理の1メートル93右腕・達を宮崎商はどう攻略するか」

宮崎商は悲願52年ぶりセンバツ出場。春は未勝利で、春夏通じても08年夏以来の甲子園勝利を目指す。昨秋はエース右腕・日高と長友の必勝リレーで九州大会4強入りを果たした。長打力秘める中村、西原が打線の軸を担う。天理は激戦の近畿で切符をつかんだ。身長1メートル93の大型右腕・達は全国的にも注目の存在。
打線では1年から公式戦に出場するも昨秋は故障もあって不調だった4番・瀬の復活に期待したい。昨秋10月には、86年夏の甲子園で全国制覇を果たすなど名門に育て上げた総監督の橋本武徳氏が75歳で死去。1勝を捧ぐ。

出典:スポニチ

 

試合を見終えて、率直に思うことは近代野球の投手のあり方を考えさせられる試合でした。

 

身長1m93cmのエース・達投手は6安打1失点10奪三振という見事な完投劇。その成績もすごいですが、それよりもなによりも緊張する甲子園の舞台で161球を投じたのです。最近の風潮として、健康面に配慮されて高校球児の球数制限に目を向けられています。これは選手だけでなく、監督にとっても難しい判断をせざるを得ない状況を作り出します。その環境のもと、達投手は161球を投げ切りました。

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天理・達投手

 

天理の監督と達投手、すごすぎます。

振り返ると、天理が2回表に2点を先制しますが、宮崎商の投手陣が粘り「2-0」を保ったまま後半戦へ。次に試合が動いたのは7回表。エース達投手の相棒・政所捕手の2点タイムリーを含む4点を追加。これで一気に天理のムードが高まります。宮崎商も8回裏、キャプテン中村選手のタイムリー3塁打で1点を取り返すも反撃はここまで。

達投手はどこまで投げ続けるのでしょうか。

次の試合も注目です。

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