【雑記】東北楽天_田中将大_2021.06.12

6月12日 阪神対楽天。
当ブログだけでなく、プロ野球関係者やファンから
開幕前より懸念されていたストレートが依然として使えない。
変化球多投で配球を構成するも
本来軸となるべきストレートが少ないせいで
変化球が生きてこない。
勝ち星がつかない試合が続き、精神面も不安定に見受けられる。

失点はいずれも長距離打者による本塁打。
1発目は大山。
近本と中野を問題なく抑えるも、マルテにはきわどい判定でボール。からの四球。
この判定時、三振に打ち取ったと思った球だったようで
顔に出るほどガッカリしていた。3-2からすっぽ抜けのスライダーで四球。
続く大山に対して、初球はスライダーでタイミングを外すが
2球目、力のない外角のストレートを捉えられ、被弾。
2発目は佐藤輝。
マルテ、大山を2者連続の空振り三振で抑えるも、続く佐藤輝への0-2からの3球目。
135km/hのスライダーを被弾。
2発とも精神的な要素が絡んでいるように思える。

そして、付け加えるなら田中将のピッチングのテンポの悪さである。
キャッチャー太田のリードに首を振る回数が多い。
確かにリード面での指導等もあるのかもしれないが、この行為は守備陣にも影響を与える。
小深田の1イニングで2失策の原因もこのテンポの悪さが起因していたのではないだろうか。
守備の時間が長いため、攻撃に集中できない。
特に先頭打者は気持ちが切り替えられないまま打席に入り、凡退。
結果、得点が入りにくい楽天打線となる。
援護がもらえないので更に重くなる楽天バッテリー。
という悪循環に陥ってるのではないだろうか。
もはや思い切って、抑えに回し1イニングを任せるのも手段の1つに思える。


【投手成績】
7回／109球／28打者／失点3／自責点3
5安打／2被本塁打／奪5三振／与四球2

【ベスプレ的パラメータ】
R B⁺ 146 A B C C C C 20 200


参考までに以前に書いた記事を続きに載せておきます。

 【以前に書いた記事】
4月17日 日本ハム対楽天。
田中将大が今季初の一軍マウンド。

【投手成績】
5回／75球／19打者／失点3／自責点3
4安打／2被本塁打／奪5三振／与四球1
→スライダー、スプリット、ツーシムを多投。
　ストレートの比率が極端に少ない。

【ベスプレ的パラメータ】
R B⁺ 148 A B B C C C 22 200